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十三宝塚遺跡 じゅうさんぽうづかいせき (伊勢崎市境伊与久3344-311ほか・国指定) |
(2020.9撮影) |
雷電神社古墳から北へ800mほどの道路沿いにあり、広い野原?の片隅に案内板が設置されている。駐車スペースは無い。 草が刈ってあるのは良いとして、この案内板は古いのか、ひび割れが激しく読みづらい。国指定の史跡なのに、材質に問題あり。(後方の看板は「ASITAかるた」で、文字はしっかり読める。) 掲載してある遺跡の復元想定図(下段の写真)は同じく見づらいが、なんとかイメージはつかめる。 回廊に囲まれた寺院の敷地内には往時、塔や仏殿があって塔の近くには南門が設けられた。そして、ちかくを流れる粕川(図の左上)からか、牛堀と呼ばれる用水路が水田(図の右下)へと導かれていた。 案内板によれば、十三宝塚遺跡は旧石器時代から平安時代までの遺構や遺物で構成され、工業団地造成まえの発掘調査で発見された。寺院跡からは瓦や仏像の破片、奈良三彩陶器などの遺物がでて、奈良時代の寺院跡がこの遺跡の核心であるという。 遠くに目を移せば、小さな標識のようなものがいくつか見え、ちかくまで訪れてみた。 標識にはそれぞれ「回廊ー南門ー回廊」「基壇1(仏殿)」「基壇2(塔)」と書かれ、「基壇2(塔)」の後方には石材ごときが積まれていたが(上段の写真左上)、用途はわからない。 <参考HP> 伊勢崎市>十三宝塚遺跡 |