ホーム 次のお山
焼岩 やけいわ 
2010.11(4時間30分☆☆講習)太尾トンネル先登山口→焼岩→県境尾根→山の神の鞍部→天丸トンネル駐車スペース→太尾トンネル先登山口

焼岩(西上州)5月の山行で、西上州の大山山頂から東隣に尖った山が望めた。焼岩で、昭文社の地図に登山道は載っていない。ネットでは、ザイルを使って懸垂下降で下りた記録があっても、道が分かりにくい。

太尾トンネルの先、階段状になっている斜面から登り始めるが、森林を管理するための入口のようだ。標識はいっさい無い。
林のなかを直登し、稜線を目指した。稜線沿いにしばらく登ったら、正面に切り立った岩が立ちはだかっていた。岩を避けて右に回り込み、そして左にトラバースしながらいくと、ピークに着いた。頂上はここではなく、少し下りて登り返したところだった。展望は無く、小さなプレート(写真の左下)が木に付けられていた。

頂上からの下りが一番の難所だ。稜線を下りたら切り立った崖の上に出てしまったので、少し戻って左の斜面を下りた。斜面の石は浮いていて、注意しても石が落ちてしまう。「ラク」と叫ぶが危ないので、一人ずつ間を開けた。
トラロープが下がっていて、講師に一人ひとりザイルで確保してもらいながら慎重に下りた。トラロープは滑りやすく、できるだけ使わずに下りるよう指示されたが、ザイルを付けているので安心だった。鞍部から埼玉県と群馬県を分ける県境尾根までは急登で、シャクナゲの木がたくさんあった。県境尾根のピークは南側の展望がよい。秩父の山々や甲武信ヶ岳まで見えた。
落ち葉の積もった急坂を、山の神の鞍部を目指して下っていった。左下に林道が見え始めたら、傾斜は緩くなり鞍部は近い。そして、天丸トンネル駐車スペース(群馬側)に向かった。