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大幽洞窟 おおゆうどうくつ 
2011.2(2時間30分☆個人)宝台樹スキー場さき武尊山登山口→大幽沢分岐→サワグルミの古木→大幽洞窟(ピストン)

大幽洞窟宝台樹スキー場のさきは行き止まりで、5台ほどの駐車スペースがある。これから武尊山に登る若者グループがいて、テント泊だという。
登山道は、大幽遊歩道看板の前からはじまる。雪はふかふかで、空は青く、陽射しがまぶしい。1人分のスノーシューのトレースと、前を行く若者たちの足跡を辿っていった。
大幽沢分岐で若者たちの足跡に別れを告げたら、傾斜がきつくなった。
サワグルミの古木の手前で、下りてくる男性がいて、大幽洞窟はもうすぐだという。「直登は傾斜がきつくスノーシューでは滑ってしまうので、右に回り込むとよい」と的確なアドバイスされた。

洞窟の入り口には、大きなツララがいくつも下がっていた(上の写真)。なかを覗くと氷の柱がにょきにょき下から伸びていた。これが氷筍(ひょうじゅん)だ。透きとおっていて、大きさは長いもので80センチくらいだった。天井には、氷の結晶がびっしり付いていた(下の写真)。

下りは、スノーシューでは滑り落ちてしまうほどの急斜面なので、尻セードだ。雪がふかふかでスノーシューがブレーキとなり、思ったほどスピードがでない。しばらく下りてから、ポケットに入れておいたサングラスが無いのに気づいた。尻セードのとき、落としてしまったらしい。
上りでは1人しか会わなかったのに、下りは大幽沢分岐あたりと登山口近くでツアーの団体に道を譲った。これだけの人数では、洞窟で氷筍写真もろくに撮れないのでは…。