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日の出山・大岳山 
ひのでやま・おおだけさん
 
2011.10(6時間30分☆☆個人)
御岳登山鉄道・御岳山駅→日の出山→御岳山→ロックガーデン→大岳山→鍋割山→奥の院→御岳山→御岳ビジターセンター→御岳山駅

日の出山・大岳山滝本駅まえの駐車料金は、1000円。「(ケーブルカーの)乗車券のJAF割引きはありません」の表示があったので、試しに駐車料金を聞いたら、会員カードの提示で900円になった。
ケーブルカーには、野菜が入った段ボールが1つ乗っていた。

御岳山駅からまず日の出山へ向かう。道沿いにある建物はほとんどが宿坊だ。道路脇には、屋根に黄色灯を付けた軽乗用車が駐まっていた。地元の方のもので、狭い急な道をよく登れるものだ。
日の出山まではスギやヒノキの林のなかをいく。山頂近く、東雲山荘そばにある公衆トイレは新しくて水洗だった。山頂は360度の展望だが、遠望は霞んでいた。そして、周囲の山を案内する方位盤は、山々が立体的に作られていた。

来た道を戻って御岳山へ向かう。御嶽神社に近づくと、土産物店が開店の準備をしていた。神社本殿の周りを歩いてみたが、御岳山の山頂標識は見当たらなかった。
御岳山からはロックガーデン経由で大岳山に向かう。ロックガーデンは岩がゴツゴツした難所かと思っていたら、歩きやすいように岩を加工、配置した、よく整備された沢沿いの登山道だった。そして、公衆トイレもあった。
綾広の滝を過ぎた辺りで、何とも言えない甘い香りが漂ってきた。この香りの元は、帰りに寄ったビジターセンターの方によれば、落葉した桂の葉だという。そういえば、滝の側に大木の桂があった。
アクバ峠から岩場が出てきたが、クサリを使うほどのことはない。大岳山荘は荒廃していて、閉鎖されたようだ。山荘の脇にある、麦わら帽子のような屋根の建物は何だろうか。
展望のよかったテラスは崩落の恐れがあるため、立入禁止のロープがはられていた。そして、ここにも公衆トイレがあった。登山者の多い奥多摩はトイレの整備がすすんでいる。

大岳山荘から傾斜がきつくなり、登山者も増えてきた。うっすらと富士山が望めた山頂で昼食休憩をしてから、帰りは鍋割山、奥の院経由で下山した。こちらの道は、ロックガーデン経由と比べてあまり整備されていないのに、登山者が意外に多かった。
そして、ビジターセンターで時間調整をして、御岳山駅へ向かった。帰りにはJAの農産物販売所に寄ったら、ワサビは滝本駅の売店とくらべて半額だった。
(上の写真は日の出山から眺めた大岳山、左下は御岳登山鉄道・滝本駅、右下はロックガーデン。)